EVENT REPORT
EURO CUP 2002/06/02

Euro Cup west 参戦/応援プチミーレポート

5月某日 突然、携帯電話のベルが鳴った。プン太くんからだった。『会長〜、最近プチミーもなくってとっても 寂しいんですけど、どっかで集まりません?』そういやフィアットフェスタ以来、ビアンキ遊びをしていない事に気がついた。『そういややぼちゃんが6/2のユーロカップに出るって言ってたから、みんなで応援ツアーってのどや?ウータンさんもセントラル走りたいって言ってたしみんなでワイワイやったら楽しいで』プン太くんも乗り気のようだ『そら盛り上がりますわ。で、わたしはやっぱり当日はケータリング班担当ですか?』『いや、一緒に走ったらええやん』『いえ!ケータリング担当でけっこうです(笑)』そうそうに電話を切られる。さっそくやぼちゃんとウータンさんに連絡を入れ約束を取りつける。なにはともあれ久しぶりのレースだ。先日のフィアットフェスタでは散々だった。1年落ちのタイヤと去年酷使したおかげでパワーが落ちたエンジン、Sタイヤの弊害でボディも相当くたびれたゴクつぶし3号は伊那のコースでは上位のクルマはおろか中団クルマにも追いかけるのがやっと。レース中にフライングはするわ、オカマは掘られ最後尾にまわされるわ、クラッシュに巻き込まれそうになるわで完走出来たのが不思議なくらい集中力が切れていた。「グフッグフッ、こうなったらセントラルでこないだの欲求不満を思いっきり解消してやる〜」と密かに心に誓ったのであった。
 6月2日 エントリー受付の時間を読んで5時半に起きれば間に合うだろうとタカをくくっていたら目が醒めたら6時半。慌ててビアンキに乗り込み混みはじめた県道や高速をこれでもかと全開でっ飛ばし1時間で今回の舞台『セントラルサーキット』に到着する。そうそうに受付を済ませピットへとクルマを進めると、やぼちゃんやウータンさんはすでに準備も終ってわたしの登場をいて下さった。今年の第2戦となるイタリアンピッコロレースは珍しく17台と言うエントリー。A112が6台、パンダが6台、500が2台、ロメオ1300Jr、スッドとプントが各1台。中にはユーロカップが始まってからほとんど参加されている人や、一筋縄ではいかない中年オヤジ達が手ぐすねひいている。御大どもに丁重に挨拶をすませフリー走行の時間を待つ。しかし、暑い…。梅雨も近いというのにやぼ雨乞い大明神がサーキットで舞い踊るというのにノウ天気オヤジ達の勢いに恐れをなしたか一向に気温が下がらない。順番を待っているだけで体力を奪われてしまいそうだ。今回テントを持ってきてくれるプン太くんはまだ来ない。仕方なくぼーっと他のレースの走りを見ていると立ち眩みが…。「あかん、こらコンディション最悪や」それでもなんとかクルマに乗り込みフリー走行に備える。今回ウータンさんはセントラルは初めてなのでとりあえずフリー走行は後ろから着いて来てもらってライン取りやブレーキングの位置などを覚えてもらうよう伝える。相変わらずハイテンションなウータンさんは二つ返事で快諾。ゴクつぶし3号をチェックしながらミラーでウータンビアンキの動きを分析する。わたしのゴクつぶしに比べるとオーバーホール明けのエンジンは元気だし足はしっかり路面を踏ん張っている。後はウータンさんがコース取りや追い抜きのタイミングを覚えれば西でならいつでもトップ争いが出来そうなクルマだ。さらにやぼちゃんビアンキも密かにビアンキにロールケージが追加されやる気まんまん。さらにPUPPYビアンキは初のセントラルに向けて足をいじってきたとか…。いかん、これでは会長の立場が危うい。ゴクつぶし3号では太刀打ちできないかも…。ちょこっと自信を揺るがせながらピットに戻るとプン太クンもベースキャンプのセット完了。直射日光を避けられるだけでありがたい。さらに冷たいお茶と朝食サービス付き!プン太クン君はなんてイイ人なんだ〜!と、ここで参加者の紹介。レースエントリーは前述通りやぼちゃん、ウータンさんとわたし、サポート隊はプン太夫妻、デーブ太さん、亀ちゃん、tonboriさん、PAN夫妻。さらにいそちゅうさん、シブチャン、ricambiチームからはマスターこと中島さんとPUPPYこと門脇さんまで4畳半のスペースは満員電車状態。それでも仲間がいてくれているだけで勇気が貰えるちゅーもんやね。
 そんなこんなで11時15分予選開始。あいかわらず日射しはきつく集中力がどこまで持つかがカギになりそうな予感。グリーンランプ点灯でコースクリア。各車がコースに飛び込んで行く。1周目はタイヤとビアンキの点検をしながら山の上へ。下りの立体交差手前から気合いを入れてホームストレートへ。計測スタート!1周目は前走車にラインをさえぎられ2周目に突入。ホームストレートはオールクリア。全開でタイムアタック。途中、山の上のフカッツコーナーでブレーキを残し過ぎタイムロス。3周目に賭けさらにアタックを続ける。先ほどミスしたコーナーも無難にこなして下りにかかるとコースサイドにビアンキが停まっている。いやな予感がしたがアタック中なのでそのまま続けてホームストレートへ…、やっぱり…。赤旗が振られていた。先ほど停まっていたビアンキのドライバーが安全な場所へ避難しておらず予選中断、そして終了。せっかく少しは納得出来そうな走りが出来たのにもったいなかった。予選の結果は1位は1300Jrに続いての2位をゲット。しかし3位の杉山さん4位PUPPYさんとの差は0.15秒位しかない。いくらコーナーで頑張ってもここセントラルではストレートスピードが重要だ。パワーのないゴクつぶし3号がどこまで踏ん張れるかとっても不安だ。さらに不安な事が…。やぼちゃんのビアンキが山の上で突然吹けなくなってしまう症状が再発。さらにウータンビアンキはセルモーターが空回りしてエンジンがかからない。ピットは突然応急の修理工場と化してしまった。やぼちゃんのキャブ不調はだましだまし乗ればなんとかなるが、重症なのはウータンビアンキだ。スターターが動かなければ決勝レースに出走する事が出来ない。つまりリタイアするしかない。プン太シェフのスペシャルランチで昼食を取りセルの冷えるのを待って治療再開。治療といっても叩くだけだが、真剣にどつきまわす。最悪の事を考えて決勝でのシュミレーションを考え、チームスタッフの役割分担をするが出走15分前に突然復活。事無きをえた。そして決勝のグリッドへ。ここでキレイどころの登場。今回アホな野郎どもの趣味に無理矢理連れて来られた女性陣に少しでもサーキット気分を味わってもらおうとグリッドガールをお願いした。お手伝い下さった方々、少しはレースの雰囲気を体感出来ました?
 今回の決勝レース、予定ではなんとかアルファに食らい付いて5周目以降、出来れば最終ラップの山の上のコーナーで抜き去りチェッカーという筋書き。そのためにもスタートは重要とシグナルに睨みをきかす。レッドシグナルが点り、グリーンへ!絶妙のスタートで飛び出す。どーせ1コーナーの飛び込みはパワーにものを言わせてJrが来るんだろうなと横を見たら、あら?いない?バックミラーを見ても後続の車群に巻き込まれみえるのは予選3位と4位のビアンキ達…。これって筋書きとちゃう〜!後ろのビアンキ達はストレートがバカッ速い!つーかわたしのゴクつぶし3号が遅いんだけども…。後ろの2台が絡んでくれたら少しは楽なんだけどもそのあたりはPUPPYさんはわかってらっしゃるらしくきっちり杉山ビアンキの後ろで大人しくされている。おかげで杉山ビアンキがストレートでガンガン詰めて来る。クルマの中ではストレートでは前方なんか見ていれないとりあえずインに入られないような中途半端なライン取りとコースに合わせて危ない所を閉めまくる。ピットロードではこっちの苦労も知らずに大騒ぎ。手をまわしたり大声で声援してくれている。応援もありがたいんですけど出来ればラップ数くらい出してほしいんですけど。そして4周目の裏ストレートエンドインを閉めていたわたしのアウト側に杉山ビアンキが。ブレーキング競争のまま2台並んでコーナー突入。アウト側にクルマがいるためにふくらめないラインで立ち上がった先は左コーナー。ここは杉山ビアンキが先にコーナー突入、続いて入ろうと思ったら杉山さんがブレーキング!慌てて回避しフカッツコーナーまでケツに張り付き、インに1発で飛び込んで再度パス。立体交差を過ぎたところで後方を確認すると杉山ビアンキがゆっくりとコースサイドにクルマを向かわせている。トラブルか?とりあえず1台消えた。しかし安心は出来ない。PUPPYビアンキに後方からこれまでの動向を一部始終観察されている。さらに6周目にこれまでがんばってくれたゴクつぶし号にブレーキトラブルが発生。ブレーキポイントを変えてなんとか走り続ける。PUPPYさんはすでに山の上でも真後ろについて来るようになっている。そして8周目のやはり裏ストレート、1コーナーをきっちりついて来たPUPPYビアンキを見て並ばれると諦めかけていたその時、なぜかPUPPYさんが離れて行く。シフトミス?そして裏ストレートにはイエローランプが。ラッキーも手助けしてくれてなんとかトップでチェッカーを受ける事が出来た。やぼちゃんも終盤ウータンさんをかわし3位表彰台をゲット。ウータンさんは悔しいけれど楽しい4位で完走。
 クルマを降りた私を迎えてくれたのは少しだけ涼しくなった風とピットで応援し続けてくれたみんなの笑顔だった。応援してくれたみんなありがとう!また一緒に楽しもうね!

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